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ままちゃり

弱虫ペダルの二次創作サイトです。原作とは一切関係ありませんのでご注意ください。 主に東巻東、福新、新荒など またBL、同人が苦手な方は引き返すことをお薦めします。

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東堂がニヤニヤと自転車を走らせた。

緑の香りのする気持ちいい風の中を巻ちゃんとふたりきりで走ってる。
隣を走る巻きちゃんは大きく車体を倒しながら長い玉虫色の髪を揺らしている。
「ワハハハ楽しいな巻きちゃん」
真剣勝負はもっと楽しい。
けど、こうして一緒に走るだけでもすごく楽しい。
だって俺がこの世で一番好きになった男と走れるんだから。
「尽八~着いてこれるショ」
巻島は東堂の前を走り抜けていく。
「もちろんなのだよ」
東堂も巻島の後を追うように走る。
山を下りるとゆるやかな道路に出た。
季節はずれのせいか走る車も少ない。
海が近いのか潮の香りを風が運んでくる。
国道を曲がって小道を抜ける。
やがて草木の間からパッと視界が開けた。
「海だ」
東堂が嬉しそうな声を上げると巻島は振り向いて片手で鼻の下をこすった。
巻きちゃんのくせ・・・
彼が照れ隠しをするときにいつもそんな仕草をする。
巻きちゃんは最初から東堂をこの海に連れてきたかったみたいだ。
それにこの海外沿いにはサイクリングロードが続いている。
これなら砂にタイヤを撮られる心配もない。
夏が終わった海には人が殆どいなかった。
こんなところで巻きちゃんとふたりきりでバイクを入らせるなんて贅沢すぎる。
「尽八、少し休憩するっショ」
巻きちゃんは海沿いに立てられた白い石でできた屋根付きのベンチまで来るとバイクを止めた。東堂も隣にバイクを止めて、ドリンクを取り出す。
ドリンクを口に含んで海を眺めるとちょうど日が傾いていった。
「巻きちゃん」
東堂は嬉しそうに巻島を見ると巻島は口元を大きく歪めた。
それを見て何もかもが完璧に設定されていることに気がついて感激した。
この世の誰よりも完璧な男が今俺の目の前にいる。
ただ、グラビア好きの男じゃない。
巻きちゃんは本当に最高な男だ。
その証拠に今目の前には大きな太陽が海に沈んでいく。
太平洋の地平線が茜色にキラキラと輝いている。
「尽八きれいっショ」
その言葉に頷いた。

<つづく>




読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。

それから春コミお疲れ様でした。
別ジャンルのスペースまで足を伸ばしていただいた方
本当に感謝しております。
すごく嬉しかったです。
ありがとうございました!





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