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ままちゃり

弱虫ペダルの二次創作サイトです。原作とは一切関係ありませんのでご注意ください。 主に東巻東、福新、新荒など またBL、同人が苦手な方は引き返すことをお薦めします。

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やがて日がすっかり海に飲まれると辺りは暗くなった。

巻島がごそごそとカバンの中を探る。
「これっショ」
取り出されたライターと桐箱
「ん?なんなのだ」
東堂は桐箱のふたを手に取ろうとすると、巻島が素早くそれを取り上げた。
「ちょっと待つショ」
隠されると余計に気になる。
東堂は手を伸ばして巻島から桐箱を取ろうする。
だが、巻島はその手を掴んだ。
それはちょっと反則だって・・
東堂の手が止まった。
巻島はその間に桐箱を開いた。
東堂は巻島の後ろからその中を覗き込んだ。
「なんだこれ?」
箱の中には花を模った紙のようなものが入っていた。
「なんだと思う?」
巻島は少し得意そうに微笑んだ。
「うーん・・・折紙?」
「はは、こんなの見たことないショ」
東堂は頷いた。
すると巻島はその花の花びらの部分をつまみ上げた。
下が花の茎のようにぶら下がってその部分にライターで火をつけた。
「花火?」
「正解ショ。これは線香花火ッショ」
東堂が知っている線香花火は赤とか緑とか黄色の紙の細長いものだが、これは花の形をしている。
「こんなのはじめてみた」
「きれいショ。尽八に見せてやりたくて取り寄せたショ」
「えっ・・・わざわざ」
東堂が呆然と巻島の顔を見つめると巻島は頷いた。
うれしい・・・
だからわざわざ俺のこと呼んでくれたのか?
巻ちゃん・・・
俺の巻きちゃんは世界で一番素敵な人だ。
東堂は巻島の首に腕を回して抱きついた。
「こら、尽八花火を見てろ」
「うん。巻ちゃん大好き」
「そんなの知ってるショ」
花火を東堂に手渡しながら巻島が微笑む。
東堂は線香花火を見つめながらニッコリ微笑んだ。
花火の光はふたりの顔を照らしだしていた。

おわり



読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。
すっかりご無沙汰してしまいました。
でも巻東いいですよね~^ω^




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