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ままちゃり

弱虫ペダルの二次創作サイトです。原作とは一切関係ありませんのでご注意ください。 主に東巻東、福新、新荒など またBL、同人が苦手な方は引き返すことをお薦めします。

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「さぁて、じゃあ自転車でも乗って運動するショ」

巻きちゃんは食べ終わった皿を台所に運びながら振り向く。
東堂の顔がパァッと明るくなった。
走れるんだ!
巻きちゃんと一緒に・・・
そう思うと嬉しくて東堂はすぐに立ち上がった。
「待て待て待つショ。コーヒーを飲んでからでもまだ日は暮れないショ」
東堂は一度立ち上がってからもう一度椅子に座った。
だって早く走りたかったんだもん・・・
巻島の入れてくれたコーヒーカップを片手にうつむき加減でカップを口に付けた。
「あちっ!」
慌てて口に入れたコーヒーが熱くて思わずカップを遠ざけると、勢いでコーヒーが少し零れてしまった。
巻島がすぐにテーブルペーパーを何枚か取り出して東堂の口元を拭ってくれた。
「ったく尽八は相変わらずだなぁ」
口調は呆れた風でも、覗き込んでくる瞳はとても優しい。
東堂は巻島の顔を見下ろして少しだけ照れて赤くなった。
「巻ちゃんもういいよ。大丈夫!」
ピッと親指を立てたところで唇に何かが触れてすぐに離れた。
(あっ!!)
巻ちゃんの唇が今・・・
更に真っ赤になりながらパクパクと口を開けていると、目の前でコーヒーカップを片手に持った巻島がニッと口元を大きく曲げて笑った。
巻ちゃんは今一体何をしたんだろう?
東堂が目の前の巻島を見上げると、今度は巻島の方が先に立ち上がった。
「いつまでそうしてるっショ。行くぞ尽八」
などと言う。
さっきはまだ時間があるとか言ったクセに巻ちゃんに俺振り回されてないか?
と立ち上がった。
巻島の家を出て自転車に乗る。
「お前クライマーだから登りが良いショ」
と巻島がスイスイと前を走っていく。
俺は巻ちゃんと走れるなら別にどんなところだろうが気にしない。
どこでも楽しいに決まってるじゃないか。
口には出さないで巻島の後に着いていった。
しばらく走ると小高い山道に出る。
さすが千葉だなと思って走っていくと、あちこちの看板に巻島の文字が読み取れた。
「なんだかこの辺は巻島って言う地名なのか?」
そう尋ねると巻島はまた楽しそうに口元を歪めた。
「そうじゃなくて、ここはうちの山だからっショ」
「えっ?!」
東堂はその言葉に立ち止まって周りを見回した。
確かに家も立派だし、お手伝いさんもいるから普通の家よりお金持ちだとは思っていたけど、山を持っている奴なんかそうそういない。
ポカンと口を開いていると巻島が笑った。

<続く>

読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます!
巻ちゃん軽く山ぐらい持ってそうなお金持ちならいいなぁ(*^▽^*)



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