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やっぱり巻ちゃんは違うなぁ
人間として良くできてるのに加えて、超お金持ちじゃん
東堂がニヤニヤと自転車を走らせた。
「なぁ、巻ちゃん」
「なんだ?」
「俺を嫁にもらってくれんか」
その言葉に巻島は振り向いてポカンとしてから、ゲラゲラと笑い出した。
「お前ってバカっショ」
真面目に言ったつもりなのに、あまりに笑われて東堂は頬を膨らませる。
「何だよ巻ちゃん、俺結構いいんだぜ~」
そこで足を止めると、巻島も止まった。
いつの間にか山の頂上まで登っていたらしい。
巻島も東堂も登りを少しも苦にしないせいかそんなことさえ気づかなかった。
風が頬をなでていきふと景色に目を奪われた。
下の方から絨毯みたいにピンクや白の花が咲き乱れている。
「秋桜ショ・・どこからか種が飛んできて、勝手に増えたショ。けど気がついたら山が覆われるほど増えてたショ」
巻島がニヤリと笑って景色を眺めた。
「別に無理に植えなくても、いつの間にか満たされるもんなんじゃないか?秋桜もお前も」
東堂はいきなり秋桜が自分に例えられて意味がわからずに、景色を眺めた。
だが、山一面を覆い尽くした秋桜が自分なら、山が巻ちゃんということか・・・えっ?!
そこまで考えて顔が熱くなる。
「巻ちゃん恥ずかしいではないか・・・ワッハハハ」
と巻島を見ると巻島は
「クハッ!お前の結婚の方がもっと恥ずかしいショ」
と笑われた。
だが、自分が巻島を覆い尽くすほどの存在だと思うとすごく嬉しくて、止まらない。
「巻ちゃん、もっと山昇りたい!」
「俺も今そう思っていたところショ」
と自転車をこぎ始めた。東堂は負けずに追いつく。
やっぱりこうして隣を走る相手は巻ちゃん以外は考えられない。
今日はすごく楽しいな。幸せだな。
と東堂はペダルを思い切り踏んだ。
<続く>

読了、ありがとうございます!
うわぁぁぁぁぁぁ!!
巻ちゃん恥ずかしいですね!!
東堂はバカだと萌えます!
そんな二人が大好き!!
東堂がニヤニヤと自転車を走らせた。
「なぁ、巻ちゃん」
「なんだ?」
「俺を嫁にもらってくれんか」
その言葉に巻島は振り向いてポカンとしてから、ゲラゲラと笑い出した。
「お前ってバカっショ」
真面目に言ったつもりなのに、あまりに笑われて東堂は頬を膨らませる。
「何だよ巻ちゃん、俺結構いいんだぜ~」
そこで足を止めると、巻島も止まった。
いつの間にか山の頂上まで登っていたらしい。
巻島も東堂も登りを少しも苦にしないせいかそんなことさえ気づかなかった。
風が頬をなでていきふと景色に目を奪われた。
下の方から絨毯みたいにピンクや白の花が咲き乱れている。
「秋桜ショ・・どこからか種が飛んできて、勝手に増えたショ。けど気がついたら山が覆われるほど増えてたショ」
巻島がニヤリと笑って景色を眺めた。
「別に無理に植えなくても、いつの間にか満たされるもんなんじゃないか?秋桜もお前も」
東堂はいきなり秋桜が自分に例えられて意味がわからずに、景色を眺めた。
だが、山一面を覆い尽くした秋桜が自分なら、山が巻ちゃんということか・・・えっ?!
そこまで考えて顔が熱くなる。
「巻ちゃん恥ずかしいではないか・・・ワッハハハ」
と巻島を見ると巻島は
「クハッ!お前の結婚の方がもっと恥ずかしいショ」
と笑われた。
だが、自分が巻島を覆い尽くすほどの存在だと思うとすごく嬉しくて、止まらない。
「巻ちゃん、もっと山昇りたい!」
「俺も今そう思っていたところショ」
と自転車をこぎ始めた。東堂は負けずに追いつく。
やっぱりこうして隣を走る相手は巻ちゃん以外は考えられない。
今日はすごく楽しいな。幸せだな。
と東堂はペダルを思い切り踏んだ。
<続く>
読了、ありがとうございます!
うわぁぁぁぁぁぁ!!
巻ちゃん恥ずかしいですね!!
東堂はバカだと萌えます!
そんな二人が大好き!!
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